石神井公園でしぶぅくひっそりと英会話カフェ&バーを展開しているyosukeです。

なんでバーなのかについてはこのブログで何度となく書いてきたんですが私自身の経験で、お酒を呑んでるほうが話がはずむし楽しいというのがその根幹にあるわけでしてね。

あくまでも感覚的な話だし、私が酒好きということもあると思うのでそうした雰囲気をつくれば外国語にアレルギーを持っている方にもやんわりと何かが伝えられるかなぁ、なんてほんわかした感じでつくったお店なんです。

そのまま企画書にしたら上司から、

「yosukeさー、これで俺が通すと思った?ハイ、やりなおしー」

って片方の口角が上がった顔で言われてしまいそうなほどにね。ところがですよ、なんとえらい大学の先生、研究所が面白い研究成果を発表してくれたんですね。

お酒を飲むと英語がうまくなる

どうこれ?まぁ実際には「外国語」なんだけど日本で読んでる記事だから英語と意訳してもよかでっしょ。

どうやって調べたんだろうとおもってたら以外にもかんたんな実験。

お酒呑んだ人とお酒呑まなかった人に対して外国語の試験をするというもの。

言葉に書けばこんなに単純なものも無いけど本来、実験ってそういうものなんだろうね。でもって結果からすると、呑んだ人の方が採点の結果が良かった、ということらしい。

学者さんの難しい説明はリンク貼っておくのでそちらを読んで頂くとして私が気になったのはこの箇所。

しかし実際には外国語の会話力の向上がみられたのは、「不安を軽減するアルコールの作用が有効にはたらいた可能性がある」としている。

そうなの。まさにこれ。

実際に英会話バーを運営していて感じるのは、少しお酒を呑んだ方が会話が弾むってことなんです。これはお酒の力を借りるという言い方をするんですが日本語と英語で同じようなことばがあるんで別に珍しいことではないんですね。

日本語:酒パワー

英語:liquid courage

記事では「Dutch courage」になっているけどまぁ意味は同じなので地方によりちょこっとづつ変わるんでしょうね。

「会話」という生き物を相手にしていると特にそれは感じるんです。それまでは自分なりにいろんな理由を付けていたんだけどその根拠がこの実験で立証されたと思い今日はなにげにかなりハッピーな一日になれそうです。

よく日本人はシャイといいますがこれ、日本にいる外国人と話をするともうすこし先がある話になるんです。

日本を知らない外国人:

「日本人はシャイだよね」

日本に住んでる外国人:

「日本人はお酒を飲まない時はシャイだけどお酒を飲むと外交的になるよね」

そうなんです。お酒というものが仕事やプライベートにガっつり入りこんでる日本では諸外国と比較してより人とお酒が密接にかかわっているのかもしれません。

そんなわけで英会話カフェよりもお酒が飲める英会話バーの方がより会話を楽しめると確信していたのですが、なんで?と言われた時に明確に答えが出来なかったのも事実です。

それをスッキリ、さっぱり解消してくれたのがこの研究チーム。

不安を軽減するアルコールの作用が有効にはたらいた可能性がある

んもう、これね。これに尽きる。最初のコピーを考えるのは得意じゃないけど評論家よろしくある事象に対して話を膨らませるのは得意な方なのでこれだけあればOk!

英会話が気軽に出来る!

と意気込んだところで一般の人からすれば緊張すると思うんです。私だって初めて英会話カフェに入った時は、のどからイケないものが出ちゃうほど緊張したしね。

そんでもって席に着いたって緊張はおさまるどころかさらに鼓動激しくってなりますわ。
そもそも英語に自信がある人は初心者向けの英会話教室に足を運ぶことは無いですからね。おきゃくさんの大半は緊張するってことなんです。

そこでお酒の登場です。

お酒が入ることで何がかわるのか?と言えばおそらく、

緊張の緩和と羞恥心

だと思ってます。緊張についてはいましがた上の段落で話をした通りです。では羞恥心とはなんぞや?

私もそうなのですが英会話をする場合、話そうと思う内容が頭の中で思い浮かびます。そこで脳内チェックが入るわけですね。

◆シラフのとき

(よいyosuke脳、浮かんだ単語というかセンテンスは間違ってないかね?)

(はい!問題なさそうです)

(うむ。では発言!)

まさにこれ。

◆ビール入ったとき

(よいyosuke脳、ぶっちゃけこれ言っても平気かね?なんとなく自信無いんだけど)

(うーん、よくわかんないけど言ってみたらぁ)

(そーだよねー、発言!)

だいぶですねw

でもこういうことなんですよ。

間違いたくない!

が強すぎて発言も出来ずに強制聞き手になってしまって面白くない我慢の時間をすごすよりもダメもとでも言ってみると以外に通じたりするもんです。通じなくても通じるための会話が始まるので結果的にはオーライなんですね。

これが羞恥心だと思ってます。このことばが妥当かといわれればちょっと違うかもしれませんが私のつたない頭ではこの単語しか出てきませんでした。。。

ただ、記事にも書かれていますが「呑み過ぎ」はだめらしいです。

何でもそうです。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

なのです。飲み過ぎも哀しい結果を生むことになります。

文末になってしまいましたけど、今回私が見つけた記事についてリンクを張っておきますね。

<英リバプール大学とオランダのマーストリヒト大学が行った研究で、適度にアルコールを摂取すると、外国語を話す能力が向上するとの研究成果を発表した>

ソース:「酒に酔うと外国語がうまくなる」:欧州の研究者らが実験で確認

※更新:少し古いブログになりますが我ながらよく書いたなと思ってます。やく1年ほどアネックスを運営してきましたがお酒が英会話に与える影響は少なからずある実感しております。
アネックスは夜の時間がにぎわうことが多いのですが皆さんの酒量が増えてくると不思議と会話も盛り上がるんですね。もちろんナチュラルで盛り上がれるタイプの方もいらっしゃいますから一概に言えることはありません。ただそれを否定する要因もまた無いんですね。

チャットホストから日本人はお酒を呑む前と呑んだ後でシャイ→陽気になる傾向が他の国の人よりも強いよねと言われます。たいていのチャットホストが同じことを言ってきます。決して悪い意味ではありません。結果的に楽しめて英語を話すことが出来たのであればそれが正解であると言えるのではないでしょうか。

アネックスは今後もこの体制を続けていきたいと思っています。

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