外国の友人と呑んでいる時にでちょいちょい話題になる話しがあります。それが今回のブログのテーマ。

タイトルに書いたことが全てなんですけどね。

これ誤解を生まないように最初に断っておきますがあくまでも外国、とくに西洋の方々が感じることなのでとらえ方は人それぞれで決して相手をけなしているわけではありません。そして、

此処に書いたのは特徴的だと彼が感じているタイプで多くのお客さんはこのどれにも該当しません。

では本題に入りたいと思います。友人は日本の英会話教室やカフェでチャットホストや先生をしているアメリカ人なのですがお客さんをいくつかのタイプにわけるて考えることでその場における最適なな判断ができると考えています。

彼が考えた英会話教室や英会話カフェに来られるお客さんのタイプを文字おこししてみました。

1.MCタイプ

英会話を楽しむというよりも自己主張したいタイプ。マンツーマンレッスンではあれば問題ありませんがチャットテーブルや複数人レッスンなどだと少し考慮の必要があるタイプです。特徴としては「知識の披露」を最大限に考えていると思われるとのこと。調べてきたことを発表することに意欲を燃やすタイプといえます。難しい単語や専門性の強い単語を好んで使うケースが多いとのこと。

反面、自分に興味が無い時は会話に積極的に入らず次の話題探しでスマホを眺めていたりする傾向があるそうです。聞くよりも話すことを重要視しているためむしろ暇そうにしている時などは適度に話を振って他の方の話題にも参加してもらうようにするそうです。

2.リスティングタイプ

彼曰くこのタイプは席についたときと席から離れるとき以外、基本的に発言をしません。あいづちでもしてもらえればまだチャットホストも会話をコントロールできるのですが椅子に座ったままお地蔵さんになってしまう方だとチャットホストは緊張してしまうようです。外国人の方はとにかく沈黙を嫌うので質問しも何の返答もないと

怒ってるのか?

と思ってしまうこともあるようです。彼が言うには、ひたすらにノートを取っている方などもリスティングタイプに分類できるそうです。確かに書記は自ら発言することなく相手の発言を文字にしますからその点ではこのタイプといえるのではないでしょうか。

英会話においてリスティングはとても重要なパートですがその名の通り「会話」ですから聞くだけではなく話をしてみるとまた違った世界が広がっているといえます。

リスティングタイプの場合は、かんたんな質問やすぐに返答できるようなYES/NO質問を入れ込んで会話を継続させるようにするそうです。

3.マナー欠如型

彼がいつも悩むのがこのタイプだそう。意図せず相手に不愉快な質問をしてしまっているタイプです。彼が解説するにはわりと年齢の高い方に多いようなのですがその理由についてはわからないそうです。こんな実例があったそうです。

お客さん「あなたは結婚しているのですか?」

ホスト「はい、結婚しています。旦那は日本人です。」

お客さん「ではもし、あなたの旦那さんが死んだとしましょう。その時、あなたは旦那さんをどのタイプの葬儀でサヨナラしますか?アメリカは土葬ですよね?でも奥さんは日本人だそうですから日本では火葬です。どちらですか?」

ホスト「・・・・・」

女性チャットホストは仕事ですからその場では沈黙という対応をしましたが後にかなり友人に愚痴を言っていたそうです。日本でも初多面の人に宗教、政治思想を尋ねたり死について話をするのはあまり好まれません。さらに今回のケースではチャットホストの旦那さんは生きているわけで、「仮に」であったとしても死の話をするのは気持ちがよいものではありません。

セクハラ、パワハラ、モラハラなどと騒がれて久しいので言葉使いに敏感な世の中になってきました。先のようにたとえ興味があったとしても人の死や明らかにその国の方にとって触れてほしくない話題などは避けるべきでしょう。初めて会う女性の方にいきなり年齢を訊いたり、住んでいる家の最寄駅を訊いたりするのは失礼だと感じる国もあるのです。

こんな時は、その国ではそういう質問は失礼になるから気をつけたほうが良いよ、と直球で返答することが一番だと彼は答えています。

3.ボディタッチ型

これも実は厄介な問題だったりします。チャットホストとお客さんがある話題で大変に盛り上がっていたのです。あまりに面白くてお客さんがチャットホストの肩をバンバンと叩いたんですね。お酒などを呑んでいる状況や先輩後輩などの交流でそのような光景を見かけることがあります。親しい友達ならばまだしもチャットホストとお客さんという立場ではあまり好ましくは無いようです。

チャットホストは

「いたい、叩かないで」

と言いましたがその方は無意識に手がでてしまう方なのでしょう。話が盛り上がると叩かずとも頭をはたいたり髪の毛を触ったりしていました。最終的に女性チャットホストは

「触らないでください」

とかなり強い口調の日本語でその方に言い寄り、場が白けてしまった経緯があったそうなのです。日本ではかわいい子供の頭をなでることがあったり、ツッコミで頭をはたく場合などもあるかと思います。しかしそれはあくまでも日本での慣習であり他の国の慣習ではないことを理解しなければなりません。ましてやこの場合、ホストは、叩かないで、と主張をしているのです。それを無視して髪の毛を触るのは叩くことはでないからいいだろう、というのは詭弁だと彼は言いますし私もそう思います。

全体的に相手の身体を触る行為は仲良くなっていたとしても考えなければなりません。異性同士であればなおのことです。漫才などのボケとツッコミをリアルでやってしまうと問題になってしまいます。

このような場合も彼が言うにはそのままストレートに説明するそうです。身体に触れるという行為はよく考えなければならず基本的には触らないに越したことが無いと説明するようです。

3.自己防衛型

自己防衛型にはいくつかのタイプが存在しているようですが総じてチャットホストや他のおきゃくさんから自分に会話が向かないように自分で会話をコントロールしようとする傾向があるようです。

3.1 質問攻め

多いのは単純なYES/NO質問を連続で行い相手が返答するだけの状態を意図的に連続的に作ろうとするようです。日本語でどうでもよい質問を並べ立てとにかく自分に質問が来ないようにする方もいるそうです。想定外の状況に戸惑ってしまうような状況を避けようとするので一方通行な会話になってしまうようです。

3.2 ブロック

自分は会話を聞くのが専門だからとか今日は発言する日ではないなど宣言してしまうのだそう。英会話なので面白いと思えば笑えばよいし、話したい内容があれば発言すればよいのにもったいないね、お金払ってきてるのにね。というのが彼の意見でした。この手のタイプは会話に参加してもらおうとこちらから合いの手をだしても意固地になってしまうケースが多いので、とくに何もしないというのが彼の意見でした。

3.3 スマホいじり

席についたあとひたすらにスマホをいじっているタイプ。電話がなったり、メッセージが届いたりするときにスマホを見るのではなくずっとスマホをいじっているのだそう。スマホを見ている間は話を聞いているのかわからないため先生も話しかけづらく、それを意図しているのだろうとは彼の談。そしてやっぱり、お金払ってきているのにその場の空間を学ばないのはもったいないよね、だそう。

文章にするとかたいように見えますが実際は居酒屋で笑いながら話をしたり、どうしたらいいのかね?って話しをしているのでそんなに難しい顔をしてるわけではないんですけどねw
友人がいつも言うのは

「自分の意思でお金払ってきてるのだからもっとその場を楽しめばいいのにね。もったいないよね」

です。でもねー、初めて英会話カフェのドアーを開ける時とか、人がたくさんいるテーブルに座ってくださいと案内された時とか緊張するんですよ。だからそうそう楽しめないって^^;

彼はこの仕事をずっと続けたいと言っているだけあってよく勉強してます。そんな彼がチャットテーブルや教室で気をつけていることがあるのでちょっと書いてみました。

マンツーマンではなくお客さんが複数人いる状況で気をつけることは、1人に会話が偏らないようにすることだそうです。
それとボディタッチ型やマナー欠如型が一緒の場合は言葉をしっかりと伝えることも大事だと言っていました。日本ではそれが当たり前でも他の国や英語圏ではそのことが非常識になるようなケースはしっかりとその事を伝えるほうが理解してもらえるのだそう。

そんな話を彼がアツく語っているときにちょっと意地悪な質問をしてみました。

「もししっかり言っても治らなかったり、なんども同じことを繰り返す人にはどうするの?」

するとかれは、

「英会話ではなくマナー教室が先のようだねって言うよ。周りを不快にしないようにする作法がマナーだからね。」

喧嘩にならんのかな?と心配するほど直球な発言をするんだなぁと思いましたが、いままでそれで喧嘩や言い争いになったことは一度も無いのだとか。そしてこんな言い回しがあることも教えてくれました。

Courtesy costs nothing

私の好きな映画の1つにキングスマンというのがあるのですが、大好きなコリンファースがダメダメな悪党に向かって似たようなセリフを言うんですがそれがまた格好イイんです。そんなセリフを思い出しクスクスしちゃいました。

せっかく英会話を学んでいるのですから言語だけではなくその裏にある慣習なども一緒に学んでみるとまた違った面白みがあるのではないかなと感じました。