新年の挨拶という大層なお題目を棚の奥から引っ張り出し大学の頃から可愛がってくれた焼酎バーに顔を出した。要は呑みたいだけである。
アネックスが走ってきた軌跡を特盛並みに盛って話をするも、薄っぺらい心根など見透かされあっという間に大学の頃の自分に引き戻される。
こんな店を知っている俺は幸せ者だと思えるほどの歳にはなったようだ。
アネックスを始めて外国人が日本で働くことの難しさを知った。

また日本に在住する外国人にとって英語の先生というビジネスが人気無く、できることならば他の仕事に就きたいと思っていることも知った。
彼らがボロ布のように使い倒されてることを理解できてもそこから脱出できない今の日本に流れる就職ダブルスタンダードの闇深さみたいなのがチラチラと煤けて見えたのは昨年の営業を終える頃だったか。日本では、

英語教育だ!

話せる教育の実践だ!

と英語に対する機運は高まる一方だがその裏に、半ば諦めながら仕事に従事しているチャットホストや講師の現況がある。知ればここから先、10年経とうが20年経とうが何も変わらないのじゃないか?と夙に感じる。

ビジネスである以上、利益は出し続けなければならないがそれは会長室に隠し部屋を作ってオイタをするためでもなければ、見えてあれ届かない煌びやかな蜃気楼を演出し魔法のチケットを売り続けることでも無い。

人のニーズがあるからこそビジネスが発生するわけで、人の裏を掻けばそのしっぺ返しは必ず具体的な事象として自分に跳ね返ってくると思い15年自分の会社を回してきた。いまなら差し詰めブーメランというのだろうか。

思えば起業後すぐにクライアントから入金してもらえず外注への支払い不履行が発生する事態に直面し、起業▶︎倒産という最短コンボが成立しそうになったのが12月。塞ぎ切って自宅に篭るも具体的な対策は浮かばず年始を迎えての一本の電話で奇跡が起きた。奇跡が15年にも渡る軌跡を作ってくれた。

世間が嫌がる仕事でも、それが違法でなければ信念を以って対応することを信条としてきたし、仕事に貴賎ナシ貴賎はその人の仕事に対する心持ちにこそあるもの。を自らの格言としてきた。

そして今、アネックスという仕事が自分を興奮させて止まない。毎日が試行錯誤だが我が子を育てるかのようだ。失敗もすれば図に当たったとほくそ笑むこともある。

始めた当初アネックスは自分がやって来たことの総ざらえと思っていたが何と浅はかさだったのかと我ながらその楽観主義に辟易する。同時にそれに気付けた自分に根拠のない自信も湧いてくる。まったく懲りないものだが悪い気はしない。

日本は好景気なのかも知れないが自分のまわりの環境ではそれを感じない。寧ろかつてない程に貧困が広がっているような気さえする。人の心の貧困に至っては15年前よりも悪化しているのではないかとさえ感じる。

そのような中、ひたむきに今日を生きる外国人の真っ直ぐさを目の当たりにするとなにやら上質な人間ドラマでも観ているかのように熱くなる自分がいる。もちろん尊敬に値しない場合もあるがワーホリで来日してくる外国人や留学で来日している若い外国人はつましい生活をしながら日々を生きている印象を持つ。

若くして日本に来ているのに何かに追われている彼らを見るとアネックスで展開するにあたり何ができるだろうか?何を与えることができるだろうか?なんてことがふと頭をかすめる。

酒かw

それも一理ある。

英語に触れるということはその言語の背景にある文化に触れることと思っている。特に英語はオープンソースで様々な変容を遂げているさながらリナックスのようだ。

英語を学ぶ。

言語自体が日々進化しているのに教える側が変化できなければ活きた語学など学べるわけもなくその視点から見ればテキストを使った学習よりも常に変化するチャットホストとのフリートークの方が圧倒的に有効であると言える。

レッスンにおいては個別にプラグラムを組むことでやりたいことへの最短アプローチが可能となりレッスン代金の効率的な消化が可能になる。

酔ったか。

こんなことをツラツラとマスターに話をする。俺自身がろくに英語も話せないヒヨコのくせに(°_°)

わかる話もあればわからない話もあるだろうことは十二分に承知しているが言葉が止まらない。いつもならば話の途中で自分の意見を言ってくれる彼。私の学生時代を知り20代、30代、40代の生き様を見られている彼には概ね毎回、辛辣なことも言われる。

そんな彼が今回は何も言わずにじっくりと話を聞きボソッと言った。

「頑張ってると思うよ。」

おいおい、いつもの俺を貶めるようなあのキツイ発言は今回は無しかよ。

 

 

 

頼むから褒めないでくれ。満足しちまう。

 

えー、久しぶりに読み返してみると耳が痛いねーってことに気付いた。ブログで情報というか好き勝手に発信することはできるけど気をつけてしっかりとしないといけませんな。最近は英語のアクセントがあまりにも日本過ぎていることに困っております。どうしたもんかなぁ、ジェイスのアクセントコーチングでも受けようかなと真剣に思っております。文法を捨ててきたので発音だけはなんとかと思ってましたけどやっぱり英語は難しいですね。

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