すっかりとご無沙汰してしまった店長ブログですがそれにはいろいろな訳が・・・・・・ハイ、言い訳です。
私が英語を学習し始めたときにある人から教わった格言とその背景をふと夢にみたので懐かしさから今回の記事を書いてみました。

その方はとても綺麗な日本語を話す方で日本滞在も長く日本人を日本人以上に知りえている稀有な人物でした。

母国語は日本語

今はもう会うことも無い方ですがとても印象に残る言葉を私にくれました。それがタイトルでもある、

「母国語は英語ではないんだから」

ということば。彼が言うには日本人はとにかく完璧主義者が多い、それはおそらく「恥をかきたくない」という美意識の裏返しなのだろうと分析してました。有り体に言えば「ええかっこしー」ということですね。

確かにそれはあると思います。私も素敵な女性の前では自分をよく魅せようとしますし、男性の前では兄貴肌でありたいと思っています。それが無くなったら人生枯れ始めぢゃ!くらいのことは思ってます。もちろん心の中でですがw

脱線しました。

とにかく彼が言うには英語が母国語ではない人が英語を学ぼうと思ったら人前でいっぱい恥をかいてたくさん間違いをして、いじられて笑われてもめげることなく実利を取りにいったほうがよいということでした。

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間違って何が悪い

すこし言葉が荒いですがつまりはこういうことなのです。学習している最中に間違いをするのは当たり前です。赤ん坊から大人になるまでに一体どんだけの間違いをするんだろうと思ってみてください。

英語で間違いをしたくない、と思う必要なんてないんです。むしろ間違って間違って相手から不審な顔をされたり、言っていることがわからないという顔ををされることに気づいて自分の間違いを正せば良いのです。

笑った相手に御礼です。

お金を払わずに相手が自分にメリットをもたらす行動をしたら「ありがとう」と思える心を持つことが大切だと言っていました。それは自分の英語が滑稽で相手が笑ったり、間違った単語を使ったことで相手が自分を見下げるような目をした時でもということです。

バカにされた!と考えるのではなく、自分よりも語学が出来る人が間違いを指摘してくれた!と考えれば自分は1つ賢くなりその人に1歩近づいたと思え、腹も立たないでしょうと言うことでした。
自分の目標の為に最短でたどり着くためなら叱咤も激励と思えば良いということなんですね。

私はホトケではありませんしジョブチェンジしてもそっち系にはなれそうにもありませんので来世にでもならん限りその境地にはいたれそうもありませんが少なくとも間違いをすることの恐怖を克服することはできました。

それは彼からマジックワードをいただき嫌な思いをした時に自動的に心の中でスペルを唱えることができるようになったからです。私が滑稽な英語を使い、おかした単語を話し、相手から笑われても腹は立ちません。そしてこう思うのです。

「そらそーよ、だって日本人だもの。母国語は英語ではないのだから仕方ないのよ」

今でもホイミなみに発動してます。そして私と同じように留学経験も無く、両親もバリバリの農耕民族である日本人で青春期も含めて海外で生活した事が無い人が語学を学ぶということはそういうことも含めて学ぶということなのだと思っています。

純ジャパ

留学経験も無く、ハーフでも無い人のことを「純ジャパ」というそうです。そんな言葉があること事態知りませんでした。造語についてはwikiるのが一番早いので調べてみました。すると、

「純ジャパ(じゅんジャパ)とは、純粋と「ジャパニーズ(日本人)」を合成した略語で、幼少期から長期に日本を離れて生活した経験がない、主に英語を流暢に操れない日本在住の人々を指す。隠語(ジャーゴン)。」
引用:ウィキペディア「純ジャパ」

とありますね。なるほど、おおよそ80%以上の日本在住の両親が日本人である人はこの純ジャパだと言えそうですね。wikiには「差別的な意図はない」と書かれておりますのでネガティブな言葉でなさそうです。
ただ、造語の背景をたどっていくとどうもキナクサイ感じはしますがまぁそれはお互いの生活環境もあるのでココで論じることでも無いので割愛。

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純ジャパは日本で英語を学ぶ

東京オリンピックが決定打だとは思いますがここ10年で語学に対する意識の高さは目を見張るものがあります。英語勉強がぶっちぎりの1位であった20年前と異なり現代では語学も多様化してきているようです。

英語、英会話という言葉は定着し学習人口も少子化に反比例して増えています。中国語やスペイン語、韓国語なども需要が高まっています。

その昔の「語学は留学」というのはもはや死語であり、経済状況から鑑みても今はそのような時代ではありません。帰国子女も多ければ外国人が日本に滞在している数も以前とは比べ物にならないほど多いのです。これを使わない手はありません。

日本で語学はマスターできる

もちろんどのレベルを達成してマスターというかの線引きはあると思います。そこでアネックスでは、

「日常会話が出来ること」

をマスターと定義つけます。この中には会社で同僚と話が出来るということも含まれています。単に飲み屋で軽い会話をするということだけではありません。

リスニングスキルを磨け

初心者の方も中級者の方もとにかく頭に入れておきたいのは聞く耳を作れ!です。以前にもブログで書いているのでここで掘り下げはしませんが人の話が聞ければなんとかなります。これは本当です。

聞くことが大切だと話した記事はこちから→「どうやって英語覚えたの?」+「英語の勉強で大事なのは意識×継続」

聞く耳は筋肉を作るよりも大変な作業です。筋肉増強はは自分1人でなし得ますが聞く耳は音楽や映画ではリアルにならないのです。相手が自分を見て自分のために発した言葉を拾わなければ単なる録音機になってしまうのです。

英語と英会話の一番の違いはまさにここにあると私は考えます。本質を的確に見抜くことができれば学習方法も自ずとその扉を開いてくれると思っています。

頭の引き出しを開けろ

ある講師が言ってました。アジア圏の人々の語学に対する姿勢はとても面白いと。

韓国人はリスニングよりもスピーキングを重視するのかとにかくよく話す。たとえ文法が間違っていてもかまわず自分の主張をはっきりとする。

中国人も同様にリスニングよりも話すことに重きを置いている。しかし彼らはより合理性を求めて来るので分かり易ければ言葉の中に母国語を交えてくるのが特徴的だ。

日本人は喋らないから何を考えているのかわからない。聞いているなら反応があるはずで事実、僅かではあるが反応はしている。しかしそれは本当に僅かであり日本に住んでいる外国人でなければわからない。

日本に住んでわかってきたのは日本人は話すことに慎重でことさら発言に対して責任をとろうとする。だから言葉選びに時間をかける。だが語学においてそれはマイナスにしかならない。話すレベルが一定ならばそれは成立するが赤ちゃんにそれを求めるのは間違っている。

義務教育が高度な日本人にとって英語は基礎以上のレベルに至っている。頭の中にはすべてが入っている。だから、それを引き出す勉強をすれば良い。それはゼロから始めるよりも何倍も楽な作業だ。日本人はそれをわかってない。

私にはとっても響いたことばでした。たしかに文法も単語もある程度は頭に入ってます。それらはすぐにできるものではなく時間をかけてゆっくりと学ばねばなりません。しかし、入っているものを引き出すのはとても簡単です。あとは正しい時に正しい引き出しを開けられるかだけなのです。

だから、リスニングがある程度できてきたと感じたら、積極的に会話をして正しい引き出しの開け方を学びましましょう。コツさえつかめればあとは経験が後押しをしてくれます。

それには英会話カフェはとっても便利ってこと

え~~っとここまで言うつもりはなかったんですけど結果的にちょっと宣伝ぽくなってしまいましたねぇ。ごめんちゃい。

ごめんついでに人気のある記事がコレだったりして→英会話カフェの上手な使い方

まとめになりますがもう大分に前のことなのですが何故、今さらに思いだしたのかすらもわかりません。しかし思いだしたのでこの記事が書けたわけだし彼には感謝ですね。

 

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